装備とウエア
初めてカヌー・カヤックを乗る時、どんな服装を準備すべきか結構迷いますよね。暑い夏ならTシャツと短パンで十分ですが、それ以外のシーズンはどんな服装で漕ぐのかをまずは説明致しましょう。
少し寒くなると
秋口、ひっくり返るとちょっと水が冷たく感じるようになると、パドリングジャケットを着ます。
(水飛沫避け)。更に寒くなると、ホットカプセル(濡れると発熱する起毛素材のウエア)や、1mmぐらいのウエット素材のインナーを着ることもあります。
ひっくり返って泳いでしまう人はウエットスーツを着ることもあります。
写真のウエットスーツは3mmのロングジョンタイプですが、5mmのものを着れば保温性はかなり高く真冬に泳いでも大丈夫です。
真冬に漕ぐ服装
一年中漕ぐパドラーは冬はドライスーツを着る人が多いです。
首、手首、足首にラテックスゴムという密着性の高いゴムが付いているため、泳いでも服の中に水が入ってきません。
私も最近冬はドライスーツを着るようになりましたが、冬のカヤックが劇的に快適になりました。
最近はドライスーツの上下合わせて安いもので5万円ぐらいで手に入れることが出来るので、真冬漕ぐ人は持っていて損はないでしょう。
カヤックを始めるのに必要は装備
次は、カヌー・カヤックとパドル以外に漕ぎ始めるのに最低限必要な装備について説明しましょう。
ライフジャケット
まず絶対に必要なものはライフジャケットとヘルメット。命を守る大事な装備です。
写真のライフジャケットはプロ仕様のクィックリリースベルトのついたもの、スラローム選手用のシンプルなもの、スクール用の一般的な廉価版のものです。
最低限浮力が6kg以上のしっかりしたものを購入してください。
スクール用のものは7000円程度で購入できるライフジャケットですが、機能は高価なものに準じて十分な浮力があります。高価なものは30000円ぐらいするものもあります。
ヘルメット
ヘルメットはプラスチック製のものから高価なカーボン製のものまで、6000円ぐらいから2万円を超えるものまで様々な種類のものがあります。(写真はカーボン製)
スプレースカート
また、カヤックを乗る時はカヤックと身体を密着させるためにスプレースカートを着用します。
この覆いはカヤックのコーミング(アナの部分)の大きさによりいくつかの種類がありますが。
外れやすいものから外れにくいものまでさまざまなタイプのものがあります。
初心者があまりキツイものを購入すると水の中で外せなくなりパニックを起こす危険性がありますので、最初はエキスパート仕様のあまり高価なものは買わないほうが良いと思います。
その他、防寒用の手袋とかパドリングシューズなどを必要に応じて購入します。
でも初心者はあまり急がずに周りのベテランパドラーの様子を見ながら徐々に装備を揃えていけばよいと思います。
当然、フェリーグライドでも装備とウエアはすべてお貸し致しますので、手ぶらで来て漕ぐことが可能です。
フェリーグライドではカヤック及び装備の販売は行っておりませんが、近所にカヌーショップ「タマゾン」がありますので、ウエアや装備購入のアドバイスをさせて頂きます。
フェリーグライドのカヤック体験・スクール
カヤック体験は、初めての方でも安心の湖での初心者向けカヤック体験です。
カヤックを「もっと上手に漕げるようになりたい」方にお勧めの、カヤックスクール。
流れのある川を安全に漕げる様になるためのダウンリバーコース。
スラローム技術を習得するための初級スラロームコースがあります。