カヤックの後は日原鍾乳洞へ

今日のお客様は若い女性の２人組。時々小雨のぱらつくあいにくの天気でしたが、そんなこと全く気にせずにカヤックも観光も思いっきり楽しんで頂きました。

朝はちょっと肌寒かったので、今日は濡れると発熱するとっても温かいインナーとウエットスーツを着てもらいました。

この季節、このウエアにパドリングジャケットを着ればちょっとぐらい雨に濡れても全く寒さは感じません。

最初に漕ぎ方の基本をお教えした後乗って頂くカヤックを選んで頂くのですが、安定感のある丸っこいカヤックと、長くて幅の狭いスピードが出るカヤックどっちがいいって質問したら、迷わず長くてカッコイイほうって返事を頂きました。

長い方のカヤックは操作がちょっと難しいのですが、上手く乗りこなせると力を入れなくてもスイスイと進むので、湖ではとても楽しいカヤックです。

初心者のお客様は安定している方が良いって言われることが多いので、お２人のチャレンジ精神にちょっと嬉しくなっちゃいました。

最初は湖の上でなすすべもなくまったく行きたい方向へ漕ぐことが出来なかったのが、魔法をかけると３０分もしないうちに行きたい方向へカヤックをスイスイ進めることが出来るようになり、２時間後には強い流れを漕ぎ登って、流れを横断するフェリーグライドも自由自在に出来るようになっちゃうから不思議です。

若いっていいですね。

霧に霞む白丸湖の景色も満喫しながらのあっという間の３時間。陸に上がったらお腹がペコペコです。

今日も蕎麦太郎カフェで美味しい麦切と蕎麦で腹ごしらえをして、さあこれからどこ行く。

若い２人は３時間カヤックを漕いでもまだまだ全然元気です。日原の鍾乳洞に行ってみたいっていうので、行ってみることにしました。

真夏の日原の鍾乳洞は２～３時間待ちなんてこともあるほどの大賑わいなのですが、今日は９月の雨の日曜日、多分そんなに混んでないだろうと判断して行ってみました。

途中、ちょっと気になる吊り橋を見つけて渡ってみました。

グラグラの吊り橋からは日原川の清流とトロッコ列車の鉄橋が綺麗に見えました。

奥多摩駅から約１０キロ、山の奥の奥まで分け入ったところに日原の鍾乳洞があります。

入り口で７００円を払っていざ鍾乳洞の中へ。中はとても涼しいというか寒いぐらいの気温です。

奥へ奥へと進むと、突然大きな聖堂のようなスペースが現れます。七色のＬＥＤでライトアップされていて、ちょっと綺麗な空間の一番奥に、縁結びの観音様が鎮座していました。お２人も一心に？お祈りしていましたね。

この鍾乳洞、昔はなかった新洞巡りが追加されています。

この後半部分がなかなかのトレーニング。急な階段をいやというほど登らされ、最後は同じぐらい降ります。

そのご褒美に、不思議な鍾乳石を見ることが出来ました。

カヤックと鍾乳洞巡り、大満足な一日だったのではないでしょうか？お疲れ様でした。