大岳鍾乳洞から大滝へ

今日は仕事も休みで天気も良かったのでお隣の観光地秋川渓谷方面をドライブして来ました。

瀬音の湯に浸かり身体をリフレッシュさせた後、前々からちょっと気になっていた大岳鍾乳洞に行ってみました。おばあちゃんが店番をしている小さな鍾乳洞という噂でしたが、残念ながらおばあちゃんは２０１６年に亡くなり、今はお孫さん夫妻が管理していました。

都道２０１号線を左折して林道をひたすら走ります。途中採石場を脇に見ながらトンネルを潜るり抜けると、漸く大岳鍾乳洞に辿り着きました。

鍾乳洞とキャンプ場の管理を一緒にしているそうです。

探勝券を５００円（４月２１日より６００円）で購入し、ヘルメットをお借りします。

噂には聞いていましたが入り口はかなり狭いです。

中も、腰をかがめないと歩けないぐらいの狭い鍾乳洞を登ったり、降りたりしながら前に進みます。気温は１０度ぐらいで夏はさぞかし涼しいでしょう。鍾乳石がとりわけ美しいという訳ではありませんが、さながらケービングの探検隊の気分で狭い鍾乳洞を潜り抜けて歩く感じは日原鍾乳洞と違って正に冒険をしている気分です。

手書きの案内板の雑さが却っていい雰囲気を出している昭和感満載の鍾乳洞でした。

鍾乳洞を探索した後、ミツバツツジが綺麗に咲き誇る林道を登って大滝まで足を伸ばしてみました。歩くこと約２０分、２段の美しい滝が眼前に現れました。ほとんど観光地化されていない滝ですが、とても清々しい空間でした。

大岳鍾乳洞は御嶽のクラブハウスからは日の出山を越えた反対側に位置し、鳥ならばほんの数分飛ぶだけの距離です。車だと梅ケ谷峠から五日市経由で３０分ぐらいでしょうか。お隣の秋川渓谷も意外と近いので、お車の方は奥多摩でカヤックを楽しんだ後秋川渓谷でキャンプするなんて言う楽しみ方もありだと思いますよ。

大岳鍾乳洞の地図