御岳ひぐらし日記

フェリーグライドインストラクターの工藤が、カヤックのこと、ツーリングのこと、御岳渓谷の日々の出来事、奥多摩の観光情報などを綴ります。

番外編 体幹の捻りで漕ぐ(2)

カヤック技術編

番外編 体幹の捻りで漕ぐ(2)

今回はフォワードストロークを漕ぐ時の体幹の捻りについて説明します。体幹に捻りで漕ぐ(1)でも述べたように、フォワードストロークを漕ぐ時は漕ぐ側のストレッチャーを踏みながら漕ぎますが、踏み始めるタイミ...

番外編 体幹の捻りで漕ぐ(1)

カヤック技術編

番外編 体幹の捻りで漕ぐ(1)

「カヤックは手だけで漕ぐのではなく体幹の捻りを使って漕がなくちゃ」ってよく言われますね。体幹のありとあらゆる筋肉を駆使して漕げれば手の筋肉だけで漕ぐよりも大きな力が出るし、疲れません。ちょっとマニ...

ダウンリバー⑩(岩を避ける)

カヤック技術編

ダウンリバー⑩(岩を避ける)

本流の強い流れの真ん中に大きな岩があり、流れが岩に激突していることが多々あります。岩が水面下ギリギリの位置にある場合、気が付かずに漕ぎ進めると隠れ岩に乗り上げてバランスを崩すことがあります。今回は...

ダウンリバー⑨(流れと流れの合流地点)

カヤック技術編

ダウンリバー⑨(流れと流れの合流地点)

本流に支流の川が合流する場所や、岩によって一度分けられた流れが再び合流する場所はとても不安定なエリアが暫く続きます。強い流れ(本流)に対して合流する支流の流れが衝突する地点で流速差のある水どうしの摩...

ダウンリバー⑧(シュートの漕ぎ方)

カヤック技術編

ダウンリバー⑧(シュートの漕ぎ方)

今回はシュートの漕ぎ方について説明します。①シュートは何故出来る?川幅の広いところから急激に川幅が狭くなると左右から川の中心に向かう流れが生まれます。流れが集まる個所に落差があると本流の中心を頂...

ダウンリバー⑦(ストッパーの突破方法(2))

カヤック技術編

ダウンリバー⑦(ストッパーの突破方法(2))

今回はストッパーを突破する漕ぎ方について説明します。但し、無駄な労力を使わずに安全に川下りするためには、避けるラインがあるのであればストッパーには入らずに脇を通過すべきだと思います。私も初心者に毛...

ダウンリバー⑥(ストッパーの突破方法(1))

カヤック技術編

ダウンリバー⑥(ストッパーの突破方法(1))

今回はストッパー(ホール)について説明します。フェリーグライドでは御嶽渓谷程度の川幅のある川をダウンリバーすることを前提としてカヤック技術を教えています。上流域の渓谷(クリーク)を下る技術や、スト...

ダウンリバー⑤(ウェーブの漕ぎ方)

カヤック技術編

ダウンリバー⑤(ウェーブの漕ぎ方)

ダウンリバー⑤(ウェーブの漕ぎ方)今回はウェーブ(立ち波)の突破方法について説明します。ウェーブと一概に言ってもその大きさや形状は様々なため、これと言った決まった漕ぎ方はありませんが、小さなウェー...

ダウンリバー④(カーブを漕ぐ)

カヤック技術編

ダウンリバー④(カーブを漕ぐ)

今回は蛇行している流れの漕ぎ方を説明します。①カヤックはカーブの外側に膨らみやすいダウンリバー②(水の流れ方)で説明した通り川は蛇行しながら下流に向かって流れます。ダウンリバーの際は本流を漕ぐと...

ダウンリバー③(川の流れを読む)

カヤック技術編

ダウンリバー③(川の流れを読む)

①スカウティングダウンリバーしながら前方の岩の配置や川岸の蛇行具合から川の流れを瞬時に判断するのには多くの経験が必要です。さほど難易度の高くない川の場合は下りながら流れを読むことが出来ますが、岩と...