多摩川御嶽の水位情報（2018/7/30）

午後１時現在　調布橋水位－１．７３ｍ　三岩が頭を出し始めるぐらいの水量です。

本日午前中に上流の小河内ダム、日原川、白丸湖及び白丸ダムをチェックして来ました。
小河内ダムの現在の放流量は発電放流も含め約５０㎥／秒。小河内ダムの管理人さんのお話によると、７月２８日に放流を始めてからほぼ一定の水量の放流を行っているとのことです。

台風前の貯水率が８８．９％。現在の貯水率が９１．３％。奥多摩湖上流の水源地域に２００ｍｍ前後の降雨があったため、この２日間でかなりの水が流入したことになります。

日原川はダムがないため、日原水系に降った雨は多摩川に直ぐに流れ込み、２８日夜には一時調布橋水位で－１．００ｍまで水位が上昇しました。
今は１０㎥／秒ぐらい流れていますが、徐々に流量が減ることでしょう。

奥多摩湖が台風前の貯水率に戻るには、現在の放流量で１週間程度かかりそうです。日原水系からの流量が減るので多少流量は減りますが、暫くは増水が続きそうです。

白丸ダムは現在放水中ですが、ゲートの下からの放水ですので湖には水が溜まっています。水は白濁していますが、問題なく漕げるコンディションです。但し、湖の中央部は僅かながら流れています。ダム近辺には近づかないようにご注意下さい。