多摩川(御岳)の水位情報
7月9日午後3時半現在、調布橋水位-2.29m。
調布橋は御岳渓谷からおよそ10km下流の水位観測所です。御岳の下流、調布橋までに間には大きな支流がないため、調布橋の水位計をチェックすると御岳の水位がほぼわかります。
昨年10月の台風19号の後、調布橋の水位計の数値が従来の数値と比べて大きく変化しました。今日の奥多摩はここ数時間雨が降っておらず川の水位も安定しているので、調布橋の水位計の数値と御岳の実際の川の流れの様子を比較してみました。
御岳を何回も漕いでいる人なら御岳橋のすぐ下流にある三岩の隠れ具合で、御岳の水位と水量をイメージ出来るでしょう。三岩の頭が50cmぐらい出ている感じです。
水の流れも速くうねりも大きいので楽しくダウンリバー出来る水量ですが、沈脱すると沢山流されてしまいますので、ロールが完璧でない人は単独ではダウンリバーすべきではない水量です。
女子K1日本代表の矢澤選手が練習していました。
何時もスラローマーがケート練習をしているスタートの瀬も流れが速く、ウェーブも大きくて人口コースのような感じです。
今日は奥多摩湖に行っていないので小河内ダムの正確な様子はわかりませんが、余水吐きからの放流はまだしていないようです。恐らく発電放流をほぼマックスでしていると思います。
今日の午前7時現在の小河内ダムの貯水率は93.5%とほぼ満水なので、少しまとまった雨が降ったら小河内ダムの余水吐きからの放流が行われるのではと予想されます。そうなると、1m~2m程度は増水しますので、御岳からのダウンリバーを計画されているパドラーは調布橋水位と天気予報を事前にしっかりと確認して下さい。
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