小河内ダム余水吐きからの放流(2021/8/19)
8月19日(木)午後1時より小河内ダムの余水吐きから放流を開始してするとの発表がありました。毎秒51㎥(余水吐きから30㎥、発電放流21㎥)の放流量を予定しているとのことです。
8月17日~18日にかけて多摩川源流部では少しまとまった雨が降り、丹波山村と小菅村の観測地で累計値で約100mmの降雨を記録しています。この大雨の影響で奥多摩湖の貯水率が93.2%まで急上昇したため、貯水率を下げて台風シーズンに備える措置としての放流と考えられます。
今日は仕事がなかったので、情報を聞きつけて小河内ダムに行ってみましたが、午後2時過ぎの段階では、余水吐きからの放流はまだ18トン程度でした。
午前中は綺麗だった白丸湖の水も午後3時過ぎに見てみたら茶色く濁って緩やかな流れが生じていました。
午後4時前までは綺麗だった御岳の多摩川の水も午後4時半には水量が増し茶色く濁りました。
小河内ダムが毎秒39トン(㎥)水を流すと御岳橋下はこんな感じになります。三岩はまだわずかに顔を出しています。50トン流すと三岩は水没しそうですね。
この放流、奥多摩湖の貯水率がある程度下がるまで継続するとのこと。少なくとも週明けぐらいまでは多摩川はプチ増水が続きます。初心者パドラーが挑戦出来る水量ではありませんのでご注意下さい。
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