奥多摩の隠れ家的な珈琲屋（カフェ・ドラポーブルー）

２０２０年６月に奥多摩の高台の自宅を改装してＯＰＥＮした珈琲屋カフェ・ドラポーブルー。

青い旗が窓の下に吊るされている時はお店を開けているそうです。

以前から一度訪問してみたいと思いながらなかなか機会を作れませんでしたが、今日も仕事がなかったので奥多摩駅周辺の散策を兼ねて訪れてみました。

奥多摩の駅からは歩いて１０分ぐらいでしょうか。日原街道から山のふもとの住宅街の急坂を登った一番上にあります。

３０歳で脱サラしてコーヒーの道に進んだオーナーは麹町で３０年間珈琲屋を営んでいたそうです。４０代のころ、都会の喧騒に疲れて奥多摩に家を建てたとのこと。６０歳から１０年間は奥多摩のやまのふるさと村の食事処「やませみ」を切り盛りして料理のノウハウを身に着け、７０歳で自宅を改装して奥多摩で珈琲屋を始めたそうです。

山のふるさと村のやませみには私も何度も訪れて美味しい食事を頂いていました。やませみに飾ってあったロイヤルコペンハーゲンのイヤープレートやお洒落な珈琲カップはオーナーがコツコツと集めていたコレクションだったそうで、今はカフェ・ドラポーブルーに飾られています。

奥多摩の美味しい水とともに梅ジュースを最初に出してくださいました。中の大粒の梅も美味しく頂きました。

ビーフシチューランチを注文しました。丁寧に煮込んだビーフと人参が蕩けるように柔らかく、とても美味しかったです。

ランチの後は珈琲を頂きました。丁寧にハンドドリップで淹れたコーヒーは深煎りにもかかわらず味わい深く優しい味がしました。今はコンビニの１００円コーヒーを当たり前にように飲むようになってしまいましたが、私も学生の頃はちょっと贅沢をして珈琲屋に結構通ったものでした。

オーナーが麹町にお店を構えていたとの話をネットの記事で見ていたので、私も学生の頃四谷に通っていたので、ペシャワールという珈琲屋によく通っていた旨話したところ、オーナーも同時期にペシャワールで働いていたとのことが判明。もしかしたらそのころお会いしていたかもしれません。

もっと不思議なことに、国立にあったひょうたん島という珈琲屋さん。友達と会う時によく利用していた珈琲が美味しくてとても雰囲気の良いお店だったのですが、そこに珈琲を卸していた珈琲豆屋さん（カイルアコーヒー）の豆をオーナーは長年使っているとのこと。懐かしくて優しい味と感じたのは同じ人が焙煎したコーヒーを飲んだ経験があったからかもしれません。

会話が弾み思わず長居してしまいました。とても居心地のよい空間で美味しく楽しいひと時を過ごさせて頂きました。

主なメニュー

コーヒー　５００円～　カレー（サラダ付き）　８００円　ビーフシチューランチ　１３００円

営業日は毎週、木・金・土・日　営業時間は　１０時頃～１７時頃まで。

連絡先　０８０（３００７）２９８９　橋詰さん

お店の地図

駐車場はお店の脇に４台分ありますが、お店に向かう道が急坂で狭いです。私の車（ハイエースの２ＷＤ）は急坂のカーブを登れませんでした）。大きな車は栃元タバコ店より３０ｍ先（日原方面）を左折する道がお勧めです。