多摩川(御岳渓谷)の水位と小河内ダムの貯水率(9/24更新)
9月24日に更新した情報は23日のブログの後に追加しました。スクロールして見てください。
先週の台風14号の影響で、奥多摩は少しだけ纏まった雨が降りました。その後も雨勝ちな天気が続いたため、9月18日以降、多摩川(御岳渓谷付近)は少しだけ水量が多い状態が続いています。
この3日間は御岳渓谷から11km下流の調布橋の水位が-2.60m前後をキープしています。御岳の三岩は写真ぐらいの水量です。
一昨日9月21日に御岳渓谷から河辺の球技場までダウンリバーレッスンを行いましたが、途中スラローム艇でも川底に艇が擦れるところは1ヶ所もなく、安全で快適なダウンリバーを楽しめました。但し、この水量では本流が流れ続けるため、エスキモーロールがしっかり出来ない人は下ると危険を伴います。昨年もプチ増水の多摩川でパップラフトの死亡事故が起きていますので、パドリング初級者は無理はしないことをお勧めします。
21日以降、調布橋水位が安定しているので、小河内ダムが一定水量放流しているのかどうかを確かめるために小河内ダムの様子を見てきました。放流量は約17㎥/秒とかなり流していました。発電放流の最大放水量が21㎥/秒なので、発電放流の上限に近い水を流していました。
奥多摩湖の水位が後30cmぐらい上がると余水吐きからの放流が可能な水位になります。それまではダムの構造上発電放流しか出来ませんので、今後上流部で大雨が降らない限りは余水吐きからの放流による大増水はなさそうです。
台風15号の今後の動きがまだ未確定なので、この3連休の間は多めの発電放流は続きそうです。
9月24日の未明に奥多摩で60~80mm程度の雨が降ったため、現在白丸ダムからの放流で多摩川は増水しています。調布橋水位-1.81m(午前6時40分現在)
先ほど小河内ダムをチェックして来ました。放流は発電放流のみで、放流量は昨日と同じ17㎥/秒でした。奥多摩湖に流れ込む小菅川、丹波川流域でもまとまった雨が降ったため、小河内ダムの貯水率も昨日より1.7%増えていました。今後、時間差で流れ込む水もありますので、もう少し貯水率が上がりそうです。余水吐きからの放流可能な貯水率になりましたが、このぐらいの台風では放流しないみたいです。
日原川流域には60mm程度の雨が降りました。日原川は一気に増水して意外と早く減水するので、多摩川の増水が落ち着くのも比較的早いのではと思います。但し、小河内ダムよりの発電放流は当面続きそうです。
白丸ダムもゲート一つだけ部分開放して放流していました。
フェリーグライドのカヤック体験・スクール
カヤック体験は、初めての方でも安心の湖での初心者向けカヤック体験です。
カヤックを「もっと上手に漕げるようになりたい」方にお勧めの、カヤックスクール。
流れのある川を安全に漕げる様になるためのダウンリバーコース。
スラローム技術を習得するための初級スラロームコースがあります。