高水三山山歩き
フェリーグライドのすぐ裏の山をトレーニングも兼ねてちょこっと歩いて来ました。
昨日(6月15日)は梅雨の中休みっていうか、東京はちょっと蒸し暑かったですね。
山に登れば涼しいかなって急に思いついてカメラを片手に散歩気分で歩き始めたものの、結構キツイ登山でした。
高水三山と言われているのは、惣岳山、岩茸石山、高水山の3つの山。
御嶽駅すぐ裏から登山道が始まっているのでアプローチもとても楽です。
高水山から下山すると軍畑駅が最寄り駅になります。
今回は疲れた身体で軍畑から御嶽に歩いて戻るのがしんどいので、最初に軍畑まで歩いてからぐるっと一回りしてきました。
御嶽から軍畑まで青梅街道を歩いても面白くないので、青梅街道より少し上がったところを通る生活道を歩きます。
田舎の鄙びた道が単線の青梅線を時々交差しながら軍畑方面に続いています。
1000年以上前から存在する街道なのでしょう。
所々にお稲荷さんやお寺さんがあったり、山道よりもこういう生活道を歩くほうが退屈しませね。
軍畑駅の手前で一度青梅街道へ降りて暫く歩くと軍畑大橋のたもとから成木方面に上がる自動車道があります。
ここから高水山の登り口までのアプローチが結構長いです。
舗装道を歩くので山歩きの気分にはなれませんが、結構急な上り坂を頑張って登ります。
途中、製材所あとの建物に怪しげな文字を発見。えっ?これ何??????
現在もちょっと怪しい木工屋さんが営業しています。
更に頑張って登ると街道から外れて道が狭くなります。お寺を過ぎてもうひと踏ん張り、いつも営業していない釣堀の脇からいよいよ登山道に入ります。
沢沿いの気持ちよい山道を暫くひたすら登ると杉の伐採跡地に。
以前登った時は伐採直後で無残な姿をさらしていましたが、数年の月日の間に自然は力強く蘇ります。
伐採で日当たりが良くなった山腹には木いちご(草いちご)が茂っていました。
山を下ってきたおばちゃんに美味しいよって勧められるがままに食べてみたら、想像以上に甘くて美味しかったです。
ジャムとかも作れるみたいです。丁度今が食べごろですよ。
その後、尾根道を暫く登ると常福院に到着。裏庭から最後のひと登りで高水山山頂に。
山頂からの眺望は残念ながらあまり期待出来ません。
まだふたつもピークを登らなくてはいけないので先を急ぎます。
岩茸石山へ向かう尾根道は眺望も美しく、植生も広葉樹の自然林で気持ちよい山歩きを楽しめます。
尾根道を暫く登り下りすると、岩茸石山への最後の登りがあります。
ここらでちょっと疲れて来ましたが頑張って登りきると、眺望のご褒美を頂きました。
頂上から北側を眺めると、日本は山国なんだなってつくづく思わされます。
ここから埼玉、群馬、新潟に至るまで、峰々が続いているのですね。
」
ここから南斜面方面の尾根道を降ります。久しぶりの山歩き。
ちょっと散歩のつもりで来てしまいましたが、高水三山は低山とはいえ山でした。
下りって意外と疲れます。疲れてくるとちょっとしたところで躓いたり、ここらでちょっと気を引き締めます。
惣岳山に向かう道はこれまで歩いてきた高水山、岩茸石山も一望できる尾根道です。
惣岳山への最後の急登は疲れた身体にはちょっとこたえます。
山頂には大国主命を祀る青渭神社奥の院が鎮座しています。大国主命が祀られています。
この神社創建されたのが約2000年前とのこと。青梅って歴史のある土地なのですね。
ここからはひたすら御嶽駅に向かって約4キロの道のりを下ります。
長い長い下り坂、最初にこの道を登る方がちょっとキツイかなって思いました。
踏み切りの警報器の音、ダンプカーの唸り声、だんだんと町の音が大きくなってきます。
もうひと踏ん張りで里に戻れますがここから最後のひと踏ん張りが意外と遠いと感じました。
最後は駅のすぐ裏のお寺の脇へ、いつもの見慣れた御嶽の風景に戻りました。
御嶽から歩いて軍畑経由、途中写真を撮りながらゆっくり歩きました。
カメラを忘れて後戻り、ちょっと道を間違えて後戻り、所要時間4時間30分の長い散歩でした。
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