鳩ノ巣~川苔山~百尋の滝
最近は天気のはっきりしない日が続いていましたが、昨日は雨の間のつかの間の晴れだったので春の陽気に誘われて久しぶりに奥多摩の山を歩いて来ました。
朝10時に鳩ノ巣駅に到着。山の斜面に広がる集落の中の道をゆっくりと登り始めます。
ピンク色の綺麗な花が満開で、春爛漫という感じですね。小鳥が枝の周りを遊びながら飛び跳ねていました。
集落の一番上まで辿り着きました。ここから川苔山への登山道が始まります。
杉の植林の中の山道を登ります。傾斜はさほどきつく無いので最初はゆっくりと汗をかかない程度のペースで登ります。
歩き始めて35分。山の神に到着。ここでちょっと寄り道して峰の集落(廃村)に行こうとしたのですが、道を間違えたのか見つかりませんでした。
しかし、代わりに普段気になっていたものを発見。昭和石材工業所の石灰採石場の様子が尾根道からはっきりと見えました。
青梅街道の古里から右折して山の中に入っていくダンプはここで砕石された石灰を運んでいたのですね。
山の神出発11時15分。ここから舟井戸へ尾根伝いに真直ぐ登るルートを選択しました。
尾根道の登りは勾配もきつく無く楽に登れるのですが、その分距離が結構あります。
久しぶりに左膝に痛みが出てしまったのでごまかしごまかしのんびりと登りました。
途中、杉の枝打ちをしている現場に遭遇。この近辺の杉林はしっかりと整備されていて樹林内が明るいです。ごくろうさまです。
登るにつれて、杉の植林から落葉広葉樹林に変わってきます。春の日差しの中、落ち葉を踏みしめながら歩くのか気持ちがいいですね。
舟井戸到着、1時15分。途中休憩を挟みながらゆっくりと歩きました。
明るい尾根道を登れば川苔山の頂上はすぐ先です。
川苔山頂上着、1時30分。ちょっと雲が掛かっていて遠くの山々を臨むことは出来ませんでした。
今日はここから奥多摩駅までまだまだ道のりは長いので先を急ぎます。
尾根伝いの明るい道を下ります。落ち葉の絨毯がふかふかでとても気持ちいい道です。
大きな松も所々に自生していて、松ぼっくりも落ちていました。
足毛岩の肩から百尋の滝方面へ降ります。
途中の沢には雪がまだ残っていました。
更に下ること暫し。沢の上流に名もなき滝を発見。
高度を徐々に下げながら先に進みますが、目指す百尋の滝はなかなか見えてきません。
滝の手前400mぐらいから、下りの急こう配が始まります。ロープに掴まりながら慎重に下ります。
そして、突然眼前に百尋の滝が現れました。
晴れていたので綺麗な虹までプレゼントしてくれました。
午後3時、百尋の滝を後にしてひたすら奥多摩駅に向かって歩きます。
午後4時に川乗橋のバス停に辿り着き、惰性でそのまま奥多摩駅まで歩きました。
普段は車で走る日原街道も歩く速度で眺めるととても楽しいのですが、流石に一日歩き通しで疲れました。
奥多摩工業の石灰工場が見えて来て一安心。駅前のVERTEREでご褒美のピールで1人乾杯しました。
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