吉川英治記念館再開しました

２０１９年３月、財政難で惜しまれながら閉館した吉川英治記念館が青梅市吉川英治記念館として２０２０年９月７日に再オープンしました。

２０年以上御岳でカヤックを漕いでいるものの、今まで１度も訪れたことのなかった吉川英治記念館。ちょっと気になっていたけれどいつかは訪れようと考えている間に閉館になってしまって残念に思っていたので、再オープンの話を聞いて行く機会を伺っていました。

今日は台風１４号の影響で朝から雨。仕事もなくて暇だったのでちょっと地元を観光しようと吉川英治記念館を訪れてみました。

記念館の敷地は五千平方メートルもあり、綺麗に整備された庭園をめぐる遊歩道、記念館、母屋や書斎があります。

吉川英治は戦時中に疎開の為に吉野に移り住み、９年５カ月吉野で暮らしたそうです。母屋は明治初期に建てられた養蚕農家の建物を購入したものです。

書斎は明治中期に建てられた洋館風建築です。明治の建築物は趣があって建物を見学するだけでも楽しいですね。

記念館の中をひととおり見学した後、母屋の中を見学しました。以前は母屋は特別な記念行事の時以外は入れなかったそうです。

長年気になっていた吉川英治記念館。思いのほか庭園と建物が立派でした。流石昭和の大人気作家の疎開先でした。

今の若者にはなじみがないかもしれませんが、「バカボンド」の原作者の記念館でもあります。庭園も建物も趣があります。文学にさほど興味のない方でもちょっと覗いてみて損はないと思います。

観覧料　　大人　５００円　小中学生　２００円

開館時間　１０時～１７時

休館日　　毎週月曜日

吉川英治記念館ホームページ