川遊びの際はライフジャケットの着用を!!
今日は真夏のような暑さでしたね。御岳渓谷界隈もこの暑さで沢山の人が訪れたようです。夕方、河原を散歩したところ、まだ川で遊んでいる人たちを結構見かけました。
でも、残念なことにライフジャケットを着用して川遊びしている人は1人も見かけませんでした。
多摩川ではほぼ毎年のように溺れてなくなる事件が発生しています。その多くは川遊びやバーベキューをしに河原に来た人たちです。
御岳渓谷付近は、川岸のそばは流れがほとんどなくても、2~3歩先は急な流れになるところが沢山あります。一度流されたら、ライフジャケットを着用しないで急流に入ると結構な確率で死んでしまいます。
危険な急流のすぐ上で遊んでいますね。川の怖さを知っている人が見ると、柵のない屋上で子供を遊ばせているように見えます。流れてしまったら小さい子供はまず助かりませんし、大人でもこの流れに入ると何も出来ずに溺れてしまうでしょう。
強い流れに行かないように気を付けているから大丈夫って皆さん思っているようですが、流れたサンダルを追いかけて思わず流れに足を取られて流されたっていう事故が今までどれだけあったか。川では自分は大丈夫っていう過信が一番危険です。
川で泳ぐかどうかは個人の自由ですので、その方の泳力に見合った場所で安全に泳ぐのであれば全く問題ありませんが、水の流れがある川で泳ぐこととプールで泳ぐことは全く別物だということは最低限理解する必要があります。
昨年の8月にこの付近で泳いで遊んでいた18歳の若者が流されて4km先で遺体で上がった悲しい事故も起きました。そのほかにも多くの方がこの近辺から流されて亡くなっています。
川の流れの怖さについて身を以て体験してくれているとても良い動画をYoutubeで発見しました。是非ご覧ください。
子供の川の事故は残念ながら親の責任です。子供にライフジャケットを着用させないで川で遊ばせてしまったこと。危険と隣り合わせのところで遊ばせているのに子供から目を離してしまったこと。川の事故をなくすために、大人がまず川の怖さについてもっと知って欲しいです。
ライフジャケットを着用していればどんな場面に遭遇しても安全だという訳でももちろんありません。でも、頭が水面の浮かんで気道を確保できるライフジャケットを着用していれば急流で流されてもほぼ100%に近い確率で助かりますので、川では必須のアイテムと言えましょう。
Amazonでもどこでも2000円程度で購入出来ます。お子さんと川で遊ぶ際はせめてお子さんにはライフジャケットを着せてあげて下さい。お子さんが流れてもライフジャケットを付けていればまず助かりますので、大人まで水の中に追いかけて入らないで下さい。そうすれば親子共々命を落とす悲しい事故が避けられます。
川はとても楽しいエリアですが、危険個所も沢山あります。本格的にカヤックを習っている人達は危険な場所を理解した上で、危険を回避する行動を身に着けて安全に川下りを楽しんでいます。川をむやみに怖がる必要はありませんが、知識と技術を身に着けて楽しく川と戯れられるようになりたいですね。
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