澤乃井櫛かんざし美術館からの多摩川の眺め

昨日は雨でカヤック体験が中止になったので、御岳観光して来ました。

澤乃井櫛かんざし美術館。沢井駅そばの多摩川の右岸【海に向かって右側】の高台にある美術館です。

(展示品は撮影禁止のため、パンフレットの写真でご勘弁下さい）

世界的に有名な岡崎智子さんの４０年に亘るコレクションを収蔵品としているそうで、江戸時代から昭和に至るまでの櫛とかんざしを中心に様々な工芸品が展示されています。

櫛とかんざし？男性にはあまりピンとこないかもしれませんが、なかなか興味深いですよ。

江戸の昔から女性は美の追求に貪欲だったことに今更のように驚かされました。今と全く変わりませんね。

それに答える職人の技術、器用さに驚かされます。３００年も前に作られた櫛の造形の細かさに、現代の日本の物作りへのこだわりの原点を垣間見た気がしました。

ロビーで色々な小物、工芸品を販売しています。なかなか綺麗で可愛らしいものがありますよ。お土産にも良いんじゃないでしょうか。

この美術館のもうひとつのすばらしさは美術館のロビーから眺められる多摩川の風景。楓橋、舘山寺そして多摩川の清流。

今日は霧雨でけむる多摩川に鮎釣りが竿を落とす姿がなんとも幻想的で山水画の風景のようでした。

美術館の庭を散策することも出来ます。所々に椅子も設置されていますので、ゆっくりとリラックスして過ごすには最高の場所でしょう。

川をノンビリと眺めていると時々カヌーやラフティングボートが気持ちよさそうに下っていくのが見えますよ。

カヌー・カヤックで川下り、ちょっと興味を持ったらまずはともあれ一度体験してみて下さい。

ちょっと練習すればご自身が気持ちよく下れるようになりますよ。