小河内ダムが余水吐きから放流します（事前予告）
奥多摩湖の貯水率は台風１０号の影響による昨日から今日にかけての降雨で急激に増え、現時点（８月３０日午後６時）で貯水率が９０％を超えています。今後も台風１０号の影響によってまとまった降雨があることが予想されるため、東京都水道局は明日８月３１日（土）の午後１時より、余水吐きからの放流を行うことを事前に発表しました。
余水吐きからの予定放流量は最大毎業１２９㎥で、放流開始から徐々に放流量を増やし、９月１日（日）の午前２時頃に最大放流量に達する見込みとのことです。
現在、発電放流は毎秒２１㎥放流していますので、最大放流時には毎秒１５０㎥もの大量の水が放流されることとなります。それにプラスして、大雨が降ると日原川からも多摩川に水が流れ込むため、白丸湖も御岳の多摩川も大増水することが予想されます。
多摩川の現在（８月３０日午後６時時点）の調布橋水位は－１．４９ｍと昨晩と今日の雨で既にかなり増水しています。この水量に大量の余水履き放流が加算されますので、明日、明後日は増水で大変危険ですので白丸湖を含め多摩川には近づかないようにしてください。
８月３０日（金）午前１１時現在、白丸ダムは３つのゲート全てから放流（部分開放）していました。最大放流時にはこの数倍の水を一気に放流することになります。白丸湖も流れの強い川になりますので、近づかないようご注意下さい。
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