カヌーとカヤックとの違い

カヌーとカヤックの違いを厳密に説明するのはちょっと難しいですが、出来るだけ簡単に説明しましょう。

日本では、カヌーもカヤックも総称してカヌーと呼ぶことが多いので、カヤックもカヌーの一部のように扱われますが、パドルスポーツが盛んな国々ではカヌーとカヤックを明確に呼び分けています。

カヤックとは
①櫂の部分がふたつあるパドルで漕ぐ舟
②体育座りして漕ぐ舟
③多くの場合はクローズドデッキ（舟の上部に空いた穴に中に身体を滑り込ませて乗る）

カヌーとは
①櫂の部分がひとつのパドルで漕ぐ舟
②膝間づいて漕ぐもしくは椅子に座って漕ぐ舟
③多くの場合はオープンデッキ（ボートのように舟の上部が覆われていない）

カヤックの起源は冷たい北の海に漁に出るため、エスキモーやイヌイットが獣の骨を骨組にして獣皮を張って作った舟です。

カヌーの起源になる舟は、全世界に渡って存在しますが、イメージしやすいには、ポリネシアやミクロネシアの人々が、大木をくりぬいて作ったカヌーでしょう。

我々日本の祖先の縄文人もカヌーを操り大海原を大航海していたという話です。

まあ、楽しければ名前にそんなにこだわる必要もありませんが、興味のある方はウィキペディアで詳しく解説してくれていますのでご覧になって下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%8C%E3%83%BC

フェリーグライドでは主にカヤックを乗って頂きますが、お客様のご要望により、手作りのウッドカヌーに乗って頂くことも可能です。