ニジマスカップ・万井川・犀川ツアー

今年もニジマスカップの季節がやってきました。

日頃の練習の成果を試すべく、生徒さん達とニジマスカップに挑戦しました。

1日目はニジマスカップ

ニジマスカップは今年で２１回目、毎年多くのパドラーが参加するお祭りのようなスラロームの草レースですが、今年の参加者は１７０艇。大いに盛り上がりました。

今年はカヤック経験まだ数回の生徒さんもスラローム艇と２人乗りのダッキーで参加して頂いたのでどうなることかと思ったのですが、レースもツアーもドキドキ、ワクワクの初体験を無事に乗り切ることが出来ました。

事前練習１回のみ。ほぼ初めてのスラローム艇でいきなりのレース。持前の運動神経でどうにかゲートをくぐり抜けてしまうＴさん。流石です。

６０代の部で見事に３位入賞を果たしたＫさん。御岳での日頃の練習の成果が出ましたね。おめでとうございます。

小１から小５まで私が教えていたＮ君、中１になって急速に速くなり、あっという間に私は越されてしましました。

和気あいあいとレースを楽しみながらも漕ぐ時は大人も子供も真剣そのもの。世代の垣根を超えて熱中できるものがあるっていいことですね。

親子や家族で参加できるダッキーのカテゴリーや、自作カヌーのカテゴリーなんかもあるのです。

美味しいお弁当を食べて、賞品を沢山ゲットして大満足の一日でした。

２日目はツーリング

翌日は豊科運動広場から中村マレットゴルフ場まで、万井川と犀川をおよそ８ｋｍのダウンリバー。

万井川の流れは比較的速いのですが、農業用水の水路のような川なので、ほぼ初心者でも問題なく下れます。

途中、大王わさび園に立ち寄ります。わさび園の前の水車小屋と水中に漂う水藻が何度訪れてもとても綺麗です。

更に２キロぐらい進むと前方の景色が開けてきます。高瀬川、穂高川、犀川と合流します。ここからは川幅が急に広くなるのです。

犀川は通常水量であれば比較的難易度の高くない川ですが、所々にザラ瀬がありコース取りを早く見極めて右岸から左岸へ素早く移動する技術が求められます。

今回は先週入念に下見しているのでコース取りは万全でした。

所々、流れと流れが複雑にぶつかるところがあり沈脱する人もいましたが、すぐ先に安全に上がれる瀞場があるので大丈夫です。

初心者には丁度いいドキドキ感ですね。

途中、ロールの練習をしたりしながらノンビリと下りました。

マレットゴルフ場の５００ｍ位手前に最後の難関があります。左岸の岩に流れが当たっていてその上流のエディーが渦巻いています。

初心者は早めに右岸に誘導しましたが、その他の生徒さん達は渦やらストッパーやらがよほど楽しかったのか暫く無邪気に遊んでいました。

久しぶりの万井川・犀川ツーリング。景色も綺麗だし、安全なのに初級者にはそこそこ刺激的な流れもあるし、普段の多摩川とはちょっと違った楽しい川でした。

※ツーリング時はカメラの電池切れで写真が撮れませんでした。一部の写真は下見時の写真です。