御岳ひぐらし日記

フェリーグライドインストラクターの工藤が、カヤックのこと、ツーリングのこと、御岳渓谷の日々の出来事、奥多摩の観光情報などを綴ります。

小河内ダム(多摩川)の放流量

今日は仕事がなかったので久しぶりに奥多摩湖の周りを散策しました。奥多摩湖を訪れると必ず守衛所で貯水率と放流量をチェックします。リアルタイムの放流量は残念ながらネットで確認できません。

4月21日現在の奥多摩湖小河内ダムの貯水率は71.3%でこの時期の例年の貯水率に対して87%です。水位が下がってしまったため、奥多摩湖に浮かぶ観光用の浮き橋が通行止めになっていました。利根川水系は豊富な雪の影響で水がたっぷりありますが、多摩川水系は梅雨の時期までは水が少ないようです。これ以上水位を下げたくないのでしょうか。放流量も4.08㎥/秒とかなり少なめです。

奥多摩湖(小河内ダム)の下流にある白丸湖は水位も高く水はたっぷりあります。白丸湖の水位は白丸ダムの放流および多摩川第三発電所に送る水の量で決まりますので、小河内ダムの貯水率とは直接関係ありません。冬から春にかけての期間は例年水位が高めです。

多摩川(御嶽渓谷付近)はもちろんカヤックを楽しんで漕げる水量ですが、水位が低いため所々にある隠れ岩がちょっと気になる水量です。ラフティングを楽しむにはもう少し水量が欲しいですね。

奥多摩湖の貯水率が低いので今年の春の多摩川は当面の間は水が少なそうです。カヤック初心者は転覆しても岸まで泳ぐのが楽なので、今のうちにしっかり練習して増水する夏までにエスキモーロールを会得したいものですね。

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