白丸湖でロング漕トレーニング
昨日から明日にかけて奥多摩は冷たい雨が降る天気予報です。昨日も肌寒い奥多摩でしたが、今日はさらに寒さが増して最高気温が11度。冷たい雨が降り続く白丸湖でロング漕トレーニングをしました。
そこそこ忙しかった夏も終わり、すっかり秋めいてきた奥多摩です。天気が芳しくない日はカヤック体験やレッスンの予約もなかなか入らず、フェリーグライドもすっかり秋めいてしましました。
夏の間はカヤック体験で重いカヤックを沢山運ぶので、体力を落とさないように食べては休んで寝ての繰り返しで、気が付くとお腹の回りが膨らみかけていました。久しぶりに体重を計ったら70kを超えていたので「これはヤバい」っていうことで昨日からトレーニングを始めました。
12月末までにとりあえず67kgを切るまで体重を減らし身体のキレを取り戻すことを目標にして、仕事のない日はロング漕を日課にすることにしました。
昨日から始めたので今日は2日目。今日はとりあえず90分漕ぎ続けることをノルマに、白丸湖を7周とちょっと漕ぎました。ロング漕をする時は漠然と漕ぐと飽きてしまうので、1周毎(もしくは次の目標地点まで)に意識することを決めて、漕いでいます。
①頭が艇の中心からずれないように漕ぐ (目標となる景色がまったくぶれないように集中する)
➁丁寧に入水してブレードが水を掴んでから、軽くパドルを握って漕ぐ。 (ブレードから水しぶきと音が上がらないように注意する)
③艇のジグザグを最小限抑え、回転を戻すのに使う余分な力を極力使わない。 (前から横まで漕いだらブレードを横に跳ね上げて、反対のパドルをすぐ漕ぐ)
④体幹の捻りを意識して漕ぐ。
漕いでいるうちに雑念が頭をよぎり、なかなか90分集中して漕げませんでしたが、トレーニング開始2日目で90分苦も無く漕ぎ続けることが出来たので、今日のところは上出来でしょう。まだ、無駄が多くてスムーズな漕ぎには程遠いですが、徐々に身体が出来てくればイメージ通りの漕ぎのなるでしょう。
急流をダウンリバーしたり、スラロームのコースを漕ぐ時も、カヤックの中心軸に乗って漕げればパドリングもとても安定して、狙ったラインを漕ぐことが出来ます。全ての基本はフォワードストロークの中に詰まっていると言っても過言ではないですよ。
地味であまり面白くないトレーニングですが、リバーカヤックが上手になりたい人は静水も沢山漕ぐことをお勧めします。
フェリーグライドのダウンリバーコースでも、午前中は静水練習、午後は川でダウンリバー練習を行うことが多いです。午前中に90分漕ぎ続けると、午後は疲れて漕げなくなるので流石にそれほどは漕ぎませんが。
フェリーグライドのカヤック体験・スクール
カヤック体験は、初めての方でも安心の湖での初心者向けカヤック体験です。
カヤックを「もっと上手に漕げるようになりたい」方にお勧めの、カヤックスクール。
流れのある川を安全に漕げる様になるためのダウンリバーコース。
スラローム技術を習得するための初級スラロームコースがあります。